QuadrigaCXのコールドウォレットは2018年4月から残高0だった事が判明。

カナダのBitcoin交換所であるQuadrigaCXの創業者ジェラルド・コットン氏が昨年12月9日に死亡したことで約$1億9千万カナダドル分のBitcoin等が入ったコールドウォレットの暗号キーを失いQuadrigaCXユーザーがコインを失った事件で、QuadrigaCXのコールドウォレットは2018年4月から残高0だった事が判明した。

QuadrigaCX事件を巡っては2月から債権者保護が裁判所によって承認されており、大手会計会社のErnst & Young(アーンスト・アンド・ヤング)社が監査を行っている。

Ernst & Youngが3月1日に提出したリポートによるとQuadrigaCXのものとされるアドレス6つを特定し、そのうち5つは2018年4月から使われていなく残金も無い事がわかった。

コールドウォレットとして利用されていた6つのウォレットのうち5つは2018年4月から空の状態だった。他の暗号通貨取引所からこの6つのウォレットへビットコインが送られ、ここから更にQuadrigacxのホットウォレットに送られていた。 6つのウォレットは2014年4月から2018年の4月までの5年間利用されており、ピーク時には2,776BTCの残高があった模様だ。

QuadrigaCXがなぜ2018年4月から6つのコールドウォレットの利用を停止したのかはわかっていない。Ernst & Youngはその他にも3つのコールドウォレットの存在を確認しており、これも分析が行われる。いずれの3つのコールドウォレットにも残高は残っていない。

また、14の「通常の処理を行っていないアカウント」で架空の入金を行いトレーディングを行っていた事も特定されている。
14のアカウントはそれぞれ14の他の暗号通貨取引所へと繋がっていた。Ernst & Youngはこれらのアカウントと関連した取引所と連絡をとり、4つの取引所から返答があったとのこと。 取引所の名前は明かされていない。

2019年3月4日(月曜日)