Bitmainの55億円規模のベンチャー「Permissionless Ventures」の初のプロジェクト: BCH Dev Con

マイニング機器最大手のBitmain社がスポンサーとしてアメリカのサンフランシスコでビットコインキャッシュ(BCH)ハッカソンを開催。「BCH Dev Con」は55億円の基金を持つ「Permissionless Ventures」(PV)から資金提供を受ける最初のプロジェクトとなる。

Bitmain社の「Permissionless Ventures」初のプロジェクト。

ブロックチェーン業界で最も成功した会社の一つであるマイニング機器最大手のBitmain社が「Permissionless Ventures」と関連した初のプロジェクトを発表した。このビットコインキャッシュ・ハッカソン『BCH Dev Con』の第一回目は今年10月10日と10月11日の二日間に渡って、サンフランシスコ・ブロックチェーン週間という5000人以上が参加するイベント期間中にヒルトン・サンフランシスコ・ユニオン・スクエアで開催される。 BCH Dev Conはビットコインキャッシュネットワーク上でのイノベーションや問題の解決を促すための方法で、トークン化やWormholeなどのスマートコントラクトプラットフォームもハッカソンの対象に含まれる。

bitmain

Bitmain社の投資顧問で「Permissionless Ventures」のパートナーでもあるEpperly Li氏によると、このファンドは「ビットコインキャッシュ関連の開発者に資金を提供し育成する保育器のような存在であり、中立で開かれており、創造的なもので、60%の資金をビットコインキャッシュ関連プロジェクトに充て、残りの40%をその他のブロックチェーンプロジェクトに充てる」という。

Coinbase、Factom、Moneybuttonらが審査員

Li氏はさらに「目標はオープンで、革新的で、クリエイティブなエコシステムをビットコインキャッシュ開発者達とコミュニティに提供する事。他のブロックチェーンコミュニティとも一緒にブロックチェーン技術を未来に向かって向上させていく事」と言う。

BCH Dev Conはサンフランシスコに続く開催地はまだ未定で、アムステルダム、イスラエル、日本、韓国、そしてインドなどが予定されているという事だ。
現在のところFactomのDavid Johnston氏、Bitcoin-ABCのShammah Chancellor氏、Moneybutton.comのRyan X Charles氏、WormholeのJiazhi Jiang氏、CoinbaseのJosh Ellithorpe氏、そしてBITBOXからGabriel Cardona氏の名前が審判として発表されている。

Epperly Li
Epperly Li氏

評価は以下の五つの基準によって行われる

  • ブロックチェーン技術への理解度
  • 実用性
  • スケーラビリティ(拡張性)
  • 独創性
  • BCHスコア(Op_ReturnやOp_Datasigverifyの利用なども含まれる)

公式ウェブサイトによるとハッカソンの中心的テーマである「ビットコインキャッシュ」は目的を持って選ばており、ハッカソンのオーガナイザーは次のように述べている。
「ビットコインキャッシュは端的に言ってブロックチェーン技術の中で最も素晴らしいものの一つで、ネットワークのスケーラビリティとセキュリティ、スマートコントラクトによる将来の可能性のすべてを持っており、すでにYours.org、Purse.io、Wormhole project、Simple Ledger Protocol (SLP)などの幾つかの素晴らしいプロジェクトがビットコインキャッシュネットワーク上やその周辺で動いており、私たちはこれらのイベントを通して、もっと多くの開発者を魅了し、最終的に実際の世界でユースケースを作り出す強いコミュニティを作る事が目標です。」