ビットコイン(BTC)のトランザクションボリュームと価格推移の相関

ビットコインが誕生して以来、そこにはトランザクションボリュームとコインの価格の間に相関関係がありました。
ネットワーク上のビットコインの流通量に比例してビットコインの価格は上昇して来たのです。

ここにその相関関係を明確に示すグラフがあります。

ビットコインはその誕生以来、この法則「トランザクションボリュームが上昇する事でコインの価値が上がる」に沿って成長しており「将来に渡ってビットコインが成長し続ける為には一時的な措置である1MBというブロックのサイズの制限を拡張しなければならない」と多くの人が何年も前から声を上げて来ました。

2017年の3月、ついにビットコイン(BTC)のトランザクションボリュームが増加し、ブロックの平均サイズが1MBに達してしまいました。これによってビットコイン(BTC)の送金手数料は急激に上昇し、利用者は非常に高い送金手数料を支払う事となりました。そして、遂には同じ年の12月に一回あたりの送金手数料が55ドルを超えてしまいました。

ビットコイン(BTC)ドミナンスの低下

ビットコイン(BTC)のトランザクションボリュームが限界に達し、手数料高騰が発生すると同時にビットコイン(BTC)は市場での優位性がなくなり支配力を落としていきます。そしてその他のコインが人気を獲得していきます。
一時は暗号通貨の全市場価値の95%以上を占めていたビットコイン(BTC)は2018年の1月には32%まで低下してしまいました。

ビットコインキャッシュ(BCH)の誕生

ビットコイン(BTC)の1MBブロックサイズ制限を大きくするように多くの人達が懇願していましたが、その要請はビットコインコア開発者達には聞き入れられず、それに落胆した多くの人達が協力しついにビットコインキャッシュが生まれました。ビットコインキャッシュはこの本来のトランザクションボリュームと価格推移の相関のパターンを維持できるように可能な限りブロックのサイズを拡張し、トランザクション手数料を低く抑える事が出来ます。

Facebookが利用者の数を制限したら?

上のBTCトランザクションボリュームと価格推移の相関チャートはこの先どうなるのかまだわかりませんが、すでにトランザクションボリュームは1MBのブロックサイズ制限に達しています。このような状況を例えて「Facebookが世界中で人気となり始めたその時に、Facebookの利用者の数は100万人を上限とする」と決めるのと同じような事だと言う人もいます。

ライトニングネットワークについて

ビットコイン(BTC)は将来的に手数料の安くなるライトニングネットワークの利用を想定していますが、この技術はまだ一般的に問題なく利用できる状態では無く、いつ完成するかも未定です。例え完成したとしても、次回の価格上昇時には手数料が再び50ドル、もしくは100ドルを超える可能性は非常に高く、ライトニングネットワークを利用する為のチャンネルを開く度にこの手数料がかかってしまう事になります。

2019年2月8日(金曜日)